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ベラルーシ、3回目のデノミ実施=硬貨を初導入

ベラルーシは1日、通貨単位の切り下げを実施した。1万分の1とするもので、これまでの5万ベラルーシ・ルーブルは5ベラルーシ・ルーブルとなる。これと併せて同国で初めて硬貨が導入され、7種の紙幣と8種の硬貨の使用が始まった。スプートニクなどが伝えた。

ベラルーシは、ソ連崩壊を受けた1992年の独立後に独自の通貨を導入したが、すでに1994年に10分の1、2000年に1,000分の1の通貨単位の切り下げを実施しており、今回が3回目となる。切り下げは昨年に発表していた。年内は移行期間として新旧の通貨が利用できる。

国内経済は昨年にリセッション(景気後退)に陥り、通貨が大きく下落してインフレが進行している。政府は国際通貨基金(IMF)に30億ドルの支援を求めており、通貨単位の切り下げはその地ならしの狙いもある。昨年の国内総生産(GDP)は4%縮小し、今年も3%のマイナス成長が見込まれている。


関連国・地域: ベラルーシ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済政治

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