• 印刷する

ジカ熱の性感染、スペインで初確認

マドリードの保健当局は1日、性交渉を通じたジカ熱の感染を国内で初確認したと発表した。スペインでは現時点で158人のジカ熱感染が判明しているが、全て中南米などへの渡航経験者だった。ロイター通信が伝えた。

性交渉による感染と診断されたのはマドリード在住の女性。パートナーの男性は4月末~5月初めに中南米に旅行しており、女性は男性の帰国直後に感染したものとみられる。現地メディアによると、女性は妊娠していない。

世界保健機関(WHO)によると、ジカ熱の性感染が報告された国は5月19日時点で世界10カ国に上る。米国やアルゼンチン、チリ、ペルー、カナダなど米大陸の国々をはじめ、欧州ではフランス、イタリア、ポルトガル、ドイツで判明している。

スペインでは5月、ジカ熱に感染した妊婦の胎児が小頭症を患っていることが欧州で初めて確認された。


関連国・地域: ドイツフランスイタリアスペインポルトガル米国中南米カナダ
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

スペイン首相、辞任検討=妻の汚職疑惑で(04/26)

韓国・現代モービス、スペイン工場建設開始(04/26)

中国社、スペインで正極材工場建設へ(04/25)

三菱自、小型SUV「ASX」を大幅改良(04/25)

ワインのフレシネ、干ばつで大規模レイオフ(04/24)

西地中海の各港、迂回船急増で倉庫不足に(04/24)

カナリア諸島、オーバーツーリズムに抗議(04/23)

ブルガリア、国営鉄道の入札中止(04/23)

プーチ、IPOで30億ユーロの調達目指す(04/22)

ナトゥルジー、アブダビ社がTOBに意欲(04/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン