2022/05/24(火)

第286回 請負契約形態のダンサーの海外公演に係る課税関係

植原さん:みらい先生、こんにちは。実は、当社のエンターテインメント部門が海外から高い評価をいただき、来月から試験的に海外公演をすることになりました。

みらい:すごいですね。具体的にどのような公演をされるのでしょうか。

植原さん:いわゆるダンスですね。もともと当社とダンサー(個人事業主)との間では「1ステージにつき出演料●円」という契約を結んでいるのですが、今後は、日本国内公演に加えて、海外での公演に対する「出演料」を支払うことになります。それにあたって何か気を付けるべきポイントはありますでしょうか。

みらい:わかりました。幾つか質問をさせていただきます。ダンサーの皆さまは、日本国内に住所をお持ちの方でしょうか。また、どのくらいの頻度で今後海外公演をされる予定でしょうか。

植原さん:皆、日本国内に住所を持っています。確定ではありませんが、直近1年間で多くて10回程度の海外公演を実施する予定です。滞在日数で計算すると延べ1カ月程度だと見込んでいます。


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