2020/03/24(火)

第260回 海外移住と日本の相続税について

久保さん:こんにちは、みらい先生、ご無沙汰しております。

みらい:こんにちは、久保さん。お久しぶりです。マレーシアに赴任されてから、結構経ちましたね。

久保さん:先日Employment Passを更新したところで赴任してから2年が経ちました。仕事関係のコネクションや友達も沢山できました。

みらい:それは良かったですね、マレーシアのMM2H(Malaysia My Second Home)プログラムを利用して多くの日本人が日本からマレーシアに移住していますし、物価が安く住みやすいマレーシアで海外就職する方もいると聞いています。

久保さん:私の住んでいるコンドミニアムにもMM2Hを利用して移住されている方が何人かいますね。移住生活10年を超えて、MM2Hビザを更新する方も知っています。先日、その方から「10年間海外に住んでいると、財産に日本の相続税がかからなくなる」という話を聞いたのですが、詳しく教えていただけますか?

みらい:わかりました。財産を相続する場合、日本では一定額を超えると相続税がかかります。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国においては、タイ、ベトナムなどは相続税がありますが、マレーシアには現状相続税の制度がありません。国を跨いでそれぞれの国に財産を持っている場合には、両方の国の法律を見ていかないといけません。


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