2008/05/13(火)
第15回 健康保険制度の基礎知識
三上さん:みらい先生、こんにちは。実はこのほど、専業主婦の妻と74歳の父を日本に残して韓国に赴任することになりました。こうした場合、私や家族の健康保険制度はどのようになるのでしょうか?
みらい:健康保険は、一般的に民間企業に勤務する方を対象とするもので、事業所を単位として適用することになります。三上さんが海外に赴任しても、現在お勤めの会社と雇用関係(労務の提供、賃金の支払い、人事管理等を総合的に判断)があれば、健康保険の被保険者として、病気、けが、死亡、出産などの事由による給付を受けることができます。日本にいるご家族も、当然、健康保険の被扶養者として給付を受けることができます。
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