NNAカンパサール

アジア経済を視る April, 2020, No.63

  • 【アジア取材ノート】

    シニアの心つかみ取れ
    タイが直面する高齢化

    2035年には超高齢社会に突入するとされるタイ。老後を楽しむための独自性ある商品やサービスを投入する企業が出てきた。ブティックのような洗練された介護ショップを展開する日系企業も登場。上手にシニアの心をつかみ取れるか、企業の取り組みを現場からリポートする。

  • 【プロの眼】
    スマホのプロ 田村和輝

    第3回
    アジアで相次ぐ
    携帯キャリア参入
    「無料」「協争」で推進

    日本では4月から、楽天モバイルが第4の携帯電話キャリアとして新規参入する。国内の携帯電話キャリアの新規参入は約13年ぶりだが、アジア各国でも新規参入の動きが相次いで見られるという。今回は携帯電話キャリアの新規参入に焦点を当てる。

  • 【アジメシ】

    マレーシアの
    新婚ビジネスマン
    妻を射止めたステーキ店

    昼食をはさみながら、アジアに生きる人々の生活や夢を垣間見る連載企画「アジメシ」。今回はクアラルンプール在住でIT企業に勤めるビジネスマンが登場。留学経験があるため語学堪能で、転職による華麗なキャリアアップを果たす。2月に結婚した妻も同席し、イスラム教徒に人気のステーキ店でキャリア観を聞いた。

  • 【NNAコラム】
    各国記者がつづるアジアの“今”

    テイクオフ
    ─新型コロナでもたくましく生きる市民たち─

    週末の上海は、不要不急の外出を避けていた人たちも徐々に街に繰り出すようになり、日常生活に戻り始めている。飲食店や美容室では感染を防ぐために利用人数が制限されたり、座席に一定の間隔を空けることが求められたりしているものの、客足は少しずつ回復しているようだ。

  • 工業団地&インフラマップ 〜自動車メーカー編〜

    ASEAN+インド一覧

    工業団地&インフラMAP
    〜日本の外国人労働者編〜

    日本で働くアジアの人々は増えている。国籍別で、日本ではどのような在留資格で働いているのかを地図上のグラフで示した。ベトナム籍やインドネシア籍は「技能実習」が最多だが、フィリピン籍は「永住者や配偶者など身分に基づく在留資格」が多い。中国籍と韓国籍は、「専門的・技術的分野の在留資格」と「永住者や配偶者など身分に基づく在留資格」がほぼ同じだ。

  • newsselection

    新型コロナ、自動車産業に大打撃

    新型コロナウイルス感染症の拡大が、アジア各地の新車市場を急激に冷え込ませている。感染の中心地だった湖北省武漢市など中国拠点から部品が調達できずに完成車が生産できなくなっているほか、市民の外出規制などで新車の購入意欲も失わせていることが背景にあるとみられる。自動車産業はすそ野が広く、アジア経済の屋台骨であるだけに、今年の経済成長も強い押し下げ圧力にさらされそうだ。NNA POWER ASIAから関連記事をセレクト。

  • 【アジアの本棚】

    『中国人は見ている。』

    日本と中国は漢字という共通文化を持ち、何となくコミュニケーションを取りやすい感覚があるような気がする。しかし、いくら距離が近くても異文化は異文化だ。筆者は中国に詳しいベテランジャーナリスト。日中双方が感じているであろう、生活に根差した微妙な「違和感」を豊富な事例と共に取り上げる。

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