社長挨拶

2021年1月、第46代米国大統領にバイデン氏が就任しました。トランプ氏の「アメリカ ファースト」からバイデン氏の「国際協調路線」に変わり、内向きになっている国際情勢が好転するのではと期待されますが、そう簡単ではありません。トランプ政権下、覇権をめぐる米国と中国の争いは米中2国間の問題でした。それがバイデン政権下では、「米国とその同盟国」と「中国とその友好国」の2陣営の争いの様相が濃くなり、アジアも巻き込んで問題はより複雑化しています。そこに新型コロナウイルス感染症の脅威が加わり、世界経済と国際情勢は一段と先を見通しにくい状況に陥りました。

世の中が混沌とする中、アジアを中心にビジネスを展開している皆さまには、一歩先の動きを読み解くニュース、情報をご提供できるよう、私たちの発信力を一段と強化して参ります。NNAは日本を代表する報道機関、一般社団法人共同通信社のグループ会社です。その強みを生かし、グループ内連携を深めることで商品群の充実につながると確信しております。

中国からインドまで12カ国・地域の計17拠点をカバーしています。アジアにおける日本企業や地元企業の動向、マクロ経済、そしてビジネス展開に欠かせない当該国・地域の法改正の動きなど、ほかの日本のメディアが扱わないようなきめ細かいニュース、情報を扱っており、毎日の出稿量は約300本に上ります。国内外の営業担当の社員は、顧客訪問や電話、ウェブ面会などを通してどのような情報が必要とされているのかを編集活動に反映させております。おかげさまで、製造業、商社、金融機関、シンクタンク、官公庁など7,000社を超える皆さまから高い評価を受けております。

基幹商品のサイト「NNA POWER ASIA」で、各国・地域や業界別の日々のニュース、情報をご覧いただけます。一部記事は、自動翻訳で英文表示し、日本語がそれほど堪能でない社員とも情報を共有することができます。

さらに、1997年以降から現在までのアジア全域の過去記事約134万本が入ったデータベースでアジア各国・地域の成長過程などを調べることができ、記事量は日々蓄積されていきます。アジア各地の給与動向や統計を網羅した「NNAアジアビジネスデータバンク」は、現地のきめ細かい情報が盛り込まれているとして、重宝にお使い頂いております。

世界が大きく変わろうとする中、成長するアジア関連のテーマは多岐に渡ります。「脱炭素」「次世代自動車」「水問題」「半導体」「情報通信技術(ICT)」「インフラの整備」「金融制度の整備」「サプライチェーン(部品の調達・供給網)の変化」「生活水準の向上」「消費行動の変化」「投資規制の変化」「労働法制の変化」などなどです。新型コロナの情報、地政学リスクの情報も欠かせません。

「アジアの企業・経済ニュース、情報ならNNA」という評価を得られますよう、皆さまとご一緒にアジアからの情報発信に引き続き取り組んで参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社NNA
代表取締役社長 山鹿 秀一

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