【時代のキーワード】
ニュース名語録
政治、経済、社会の大事件から身の回りの出来事まで、話題の中心には注目すべき「言葉」がある。NNAのニュースサイト「NNA POWER ASIA」からニュースになった発言をピックアップ。
香港政府提供
――トコジラミの駆除製品を扱う企業の責任者
(11月10日付 香港)
欧州や韓国などで害虫トコジラミの発生が相次いでいることを受け、香港政府が侵入防止に向けた対策を開始した。香港では11月10日時点で大規模な発生は確認されていないが、駆除製品が売り切れたり、発生地域へのツアーを見送る人がいたりと、一部で影響が出始めている。
台北市政府提供
――蒋万安・台北市長(11月20日付 台湾)
台北市の「南門市場」が11月16日、4年に及ぶ建て替え工事を経てグランドオープンした。蒋万安市長は「世界レベルの観光市場になった」とアピール。さらなる発展に期待を寄せた。台北市政府は35億台湾元(約166億円)を投じ、南門市場の建物を改築。10月7日から試験営業を行っていた。
韓国金融委員会提供
――投資家のジム・ロジャーズ氏(11月8日付 韓国)
韓国で11月6日から全ての上場株式の空売りが禁止されたことを受け、国内金融市場では混乱が生じている。前日の株価高騰から一転、7日は全面安となりプログラム売買を一時停止する措置も発動。今回の規制には国内外から批判が高まり、マーケットの行方も混沌(こんとん)としている。
スラポンFTI副会長提供
――スラポン・タイ工業連盟(FTI)副会長、
自動車部会広報担当(11月9日付 タイ)
セーター政権は11月1日、国家電気自動車(EV)政策委員会を開催し、2024年からの新たなEV普及支援策「EV3.5」の導入を正式に決定した。NNAは、タイ工業連盟(FTI)自動車部会のスラポン広報担当(FTI副会長)にオンラインで単独取材を行い、日系メーカーへの期待などについて聞いた。
アグン・セダユ・グループ提供
未来がここにある
――アグン・セダユ・グループ創業家一族の
リチャード・クスマ氏(11月21日付 インドネシア)
ジャカルタ北岸から隣接するバンテン州にまたがる沿岸地域の開発が、目覚ましいスピードで進んでいる。「ザ・ニュー・ジャカルタ・シティー」と称する大規模計画を、地場不動産開発アグン・セダユ・グループが手がける。創業家が率いる経営陣に、開発の未来像を聞いた。