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【アジア取材ノート】
巣ごもり需要で強さ発揮
コロナ禍の第4次韓流ブーム新型コロナウイルス感染症の流行で、外出自粛を余儀なくされた2020年。いわゆる巣ごもり需要で、韓国ドラマの人気が世界的に高まった1年でもあった。日本も例外ではなく、ラブロマンス作『愛の不時着』が大ヒット。音楽業界ではNiziU(ニジュー)、JO1(ジェイオーワン)など、韓国の制作フォーマットを取り入れた“日本版K-POP”が新風を巻き起こした。コロナ禍で起こった「第4次韓流ブーム」の背景に迫る。
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【プロの眼】
インド食文化のプロ 小林真樹第3回
アジアに根を張る
インド人街と料理海外渡航が難しくなった新型コロナ禍の現在、国内にあるものを見直す人が増えています。アジアに滞在している皆さんの身近にも、それぞれの国で独自に進化したインド人街や料理の中に意外な発見があるかもしれません。
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【アジア・ユニークビジネス列伝】
「遊覧飛行で旅行気分」
「トウモロコシから新素材」それを売るのか、そんなサービスがあってもいいのか。アジアは日本では思いもよらない商品やサービスに出会う。斬新で、ニッチで、予想外。「その手があったか!」と思わずうなってしまう、現地ならではのユニークなビジネスを紹介する。
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【アジアエクスプレス】
ヤクルトレディが挑む
マレー系ムスリムの壁乳酸菌飲料ヤクルトの女性販売員「ヤクルトレディ」。同社のマレーシア法人では人口の6割を占めるマレー系の女性採用に力を入れる。イスラム教徒(ムスリム)が多数派のマレー系。働く女性に立ちはだかる文化の壁を乗り越え、シェア拡大を図る。
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【インフルエンサーinアジア】
中国文化を楽しく解説
美人姉妹が結ぶ日中友好李姉妹(中国)
SNSで多数のフォロワーを持ち、強い影響力を持つインフルエンサーが注目を集める昨今。そんな彼・彼女たちの中から、日本とアジアをつなぐインフルエンサーをご紹介。
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【わたしの在宅ライフ】
インド男性(36)
週末ドラマでストレス解消新型コロナウイルス感染防止のための外出規制や自粛、新たな生活様式が広まる中、アジアの市民は自宅でどう過ごしているのか。在宅時の一日のスケジュールのほか、利点や困り事、ストレス解消法などを紹介してもらった。
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【東南アジア人材の勘所】
第5回
異文化理解力とは「私は悩んでいた。当時、米国赴任中だった私が作成した資料に関して、米国人上司からの修正指示をいつも聞き逃してしまっていた。英語力の問題?それも否定できないが、もっと大きな問題があった」。――今回は日本企業の海外拠点に勤務する日本人社員が直面した、アジア各国と日本とのビジネス文化の違いについて、エリン・メイヤー著『異文化理解力(原題:The Culture Map)』の八つの指標から読み解いていきたいと思います。
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【NNAコラム】
各国記者がつづるアジアの“今”テイクオフ
─新しい生活様式編─新型コロナウイルス感染症の世界的流行から間もなく1年。「ウィズコロナ」「アフターコロナ」といった言葉も一般的になり、アジア各地では”新しい生活様式”への順応が求められている。シンガポール、インド、フィリピン、中国、マレーシアから届いたコラムを通じて現地の様子をご紹介。
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ASEAN+インド一覧
工業団地&インフラMAP
〜自動車販売台数編〜世界自動車工業会(OICA)の資料を基に、東南アジア各国における直近3年の自動車販売台数(乗用車・商用車含む)をまとめた。東南アジアの自動車大国であるインドネシアとタイで2019年の販売台数が足踏みしたのとは対照的に、遅れてモータリゼーション化しつつあるベトナムやミャンマー、カンボジアでは堅調に伸びた。
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米新政権とアジア
どうなる政治と経済歴史的な大激戦となった米大統領選で、民主党のバイデン前副大統領が共和党のトランプ現大統領を制し、当選を確実とした。2021年1月20日、第46代大統領に就任する見通し。政権交代を見据えて、アジア各国も新たな対米政策の準備に入っている。NNA POWER ASIAから関連記事をセレクト。
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【アジアの本棚】
『性と暴力のアメリカ
理念先行国家の矛盾と苦悶』本書は現代アメリカ文化を専門とする大学教授が、米国に根差す「性と暴力」の問題を掘り下げた内容だ。米社会で大きな動きが起きるたびに私は読み返している。今回の大統領選挙を巡るさまざまな疑問にも答えてくれる一冊だ。