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【アジア取材ノート】
ミャンマー自慢のマンゴー
甘い「ダイヤ」輸出に脚光ミャンマー人が誇る国産マンゴーの輸出が増加している。糖度が高い固有品種「セインタロン」の知名度が高まり、中国、シンガポールなどを中心に引き合いが強まっていることが背景だ。ドライマンゴーなど年間を通じて販売できる加工品の商品化も徐々に進み、日本を含む新市場をにらむ動きも出てきている。
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【プロの眼】
スマホのプロ 田村和輝第4回
中東でも強いアジア企業
5Gインフラもリードこれまで、アジアにおけるスマートフォン事情を伝えてきましたが、アジア企業の動向をよく知るには世界の他地域での事業活動にも注目する必要があるでしょう。そこで今回は、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアといった中東のアラブ諸国で存在感を高めるアジア企業の動向を紹介します。
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【アジアインタビュー】
台湾夜市ゲーム研究者
三文字昌也さん台湾発ドリンクとしてタピオカミルクティーが日本のみならず世界を席巻してはや数年。次のブームは「台湾夜市ゲーム屋台」かもしれない。日本で唯一の台湾夜市ゲーム屋台研究者、三文字(さんもんじ)昌也さん(27)は日本で夜市を復活させるという野望を抱く。
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【上海隔離ホテル】
消毒徹底、おいしい食事 「隔離仲間」との交流も
中国の日系企業で働くため3月に上海入りした私は、地元政府の新型コロナウイルス感染防止対策により定められた14日にわたるホテルでの隔離生活を余儀なくされた。防護服を着た職員が行き来する中、ホテルの部屋から出ることもできない生活は不安で心が押しつぶされそうになった一方、食事は予想よりおいしかった。「隔離仲間」との交流も生まれた。ホテルでの隔離生活について報告する。
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【NNAコラム】
各国記者がつづるアジアの“今”テイクオフ
─在宅編─シンガポールで陽気なインド系のお父さんが話題になっている。現地では新型コロナウイルス対策で、海外からの帰国者には14日間の外出禁止命令が課されるようになった。話題のお父さんは、日本への出張から帰国後、外出禁止になっており、自宅から一歩も出られない状況に置かれていた。
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ASEAN+インド一覧
工業団地&インフラMAP
〜日本の外国人労働者編〜日本で働くアジアの人々は増えている。国籍別で、日本ではどのような在留資格で働いているのかを地図上のグラフで示した。ベトナム籍やインドネシア籍は「技能実習」が最多だが、フィリピン籍は「永住者や配偶者など身分に基づく在留資格」が多い。中国籍と韓国籍は、「専門的・技術的分野の在留資格」と「永住者や配偶者など身分に基づく在留資格」がほぼ同じだ。
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新型コロナ、航空業界に試練
ヴァージンは破綻新型コロナウイルス対策としてアジア各国・地域が導入した入国規制や国際線乗り入れ禁止措置が、航空会社に大きな試練をもたらしている。急速に経営が悪化している航空各社では、給与削減のほかリストラなどにも着手するところも出てきそうだ。NNA POWER ASIAから関連記事をセレクト。
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【アジアの本棚】
『亜細亜熱帯怪談』
アジアへの出張や赴任時、滞在先で何者かの気配を感じたことはないだろうか。自分しかいない部屋なのに感じる視線、床のきしみ、不意の物音。ネズミやドロボウとも思えない。いるはずのない「誰か」が、そばにいるような気がする。日本よりも闇深いアジアの夜は、超常的な存在を身近に意識することもあるかもしれない。今回は少し趣向を変えてアジアの怪談本を紹介したい。