NNAカンパサール

アジア経済を視る December, 2019, No.59

  • 【アジア取材ノート】

    米食文化のミャンマーにパン浸透 都市部でベーカリー増

    コメを主食としてきたミャンマー人に、パン食が広がり始めた。軽食や贈答品として中間層に人気を呼んでおり、最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーなどを中心にベーカリーが急増している。パンの単価は米飯メニューより割高だが、所得の増加に伴い市場は成長を続けそうだ。

  • 現地法人の人材不足、
    経理の“見える化”で乗り切れ

    クラウド型国際会計サービス「GLASIAOUS」の魅力

    成長するアジア各国で日本企業の事業は活発化しているものの、現地法人の中核となる優秀なローカル人材が不足している。特に会計・経理や財務部門を統括するマネージャー層の流出は、事業の不安定化をもたらしかねない─。人材不足という課題が立ちはだかる中、現地の日系会計事務所と連携しながら記帳などを効率化し、駐在員らが営業マーケティングや生産管理などそれぞれの“本業”に専念する仕組みを提供してくれるのが、東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)が提供しているクラウド型国際会計アウトソーシングサービス「GLASIAOUS(グラシアス)」だ。

  • アジアで存在感、
    大田区企業のアイデア技術

    切削、穴開け、曲げ、溶接、プレス、研磨、めっき、組み立て、設計──ものづくりに関わるさまざまな技術力を持った製造業3,500社が集積する東京都大田区。現代のグローバル化したものづくり時代にあっても、その創意工夫と高い技術力で成長するアジア市場に挑む大田区企業がある。

  • 【プロの眼】
    辺境写真家 栗田哲男

    第5回
    撮影とコミュニケーション

    辺境写真家としての私は、世界各地で風景や野生動物なども撮りますが、メインは人物です。だからこそ、撮影で最も大切にしているのは、人々とのコミュニケーションと縁です。

  • 【アジメシ】

    シンガポールの若手クリエーター 老舗アワビ料理に舌鼓

    昼食をはさみながら、アジアに生きる人々の生活や夢を垣間見る連載企画「アジメシ」。今回はシンガポールの若手クリエーター、ケント・チア(30)さんが「アワビ麺」の老舗レストランを紹介してくれました。経済成長とともにシンガポールの街並みが均質化していくことに寂しさを感じているというチアさん。クリエーターとしての立場から社会に一石を投じたいと考えているそうです。

  • 【NNAコラム】
    各国記者がつづるアジアの“今”

    テイクオフ
    ─変わるアジアの接客編─

    「17番のジャージャー麺のお客さん!17番どこ!」。どんぶりを手にした女性店員が、満席のレストラン内で声を枯らしている。マイク越しに叫んでも、客の反応は薄い。

  • ASEAN+インド一覧

    工業団地&インフラMAP
    〜自動車メーカー編〜

    日系自動車メーカーの牙城とされる東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の自動車市場。各国の自動車市場の推移と販売台数のメーカー別シェアを掲載した。ASEAN全体では日系メーカーのシェアは8割を超え、ユーザーからの日本ブランドへの信頼は高い。今回から新たに、成長著しいインドの工業団地&インフラも掲載する。

  • newsselection

    水のリスクに備えよ
    干ばつ、洪水、地盤沈下

    世界的な気候変動の影響によってアジア各国で大規模な干ばつや洪水被害が頻発するようになっている。また、工業化に伴う大量の地下水のくみ上げは都市部の地盤沈下をもたらしており、対策が急がれる。こうした社会課題の解決に向けた官民の取り組みをNNA POWER ASIAからセレクト。

  • 【アジアの本棚】

    『もっとさいはての中国』

    14億人の中国人はいまや、移民や留学を通じて世界中に現れるようになっており、中国人世界もアジアだけでなくアフリカや欧米までいたるところに広がっている。著者は天安門事件に関するルポルタージュで大宅壮一賞を受賞した気鋭のライター。語学力を駆使しておよそ中国人がいるところどこでも取材に行く腰の軽さが強みだ。

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