-
【アジア取材ノート】
台湾・王柏融選手の日ハム移籍、経済効果に期待大
台湾
日本のプロ野球は、きょう1日から一斉に春季キャンプをスタートさせ、2019年の球春がいよいよ近づいてきた。今シーズンは、台湾プロ野球のラミゴ・モンキーズのスター選手である王柏融外野手(25)が北海道日本ハムファイターズに加入。北海道の観光産業や日台のプロ野球ビジネスに大きな経済効果が生まれるとの期待が膨らんでいる。
-
「スポーツ×IoT」の可能性、広がる。
B-EN-Gと共同通信デジタルがタッグラグビーのワールドカップが今秋、日本で開催されるほか、東京五輪・パラリンピックがいよいよ来年夏に迫る中、製造業向けの情報システムなどを手掛ける東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)と、スポーツデータ事業などを行う共同通信デジタルのスポーツデータ事業部が異例のタッグを組んだ。関心の高まるスポーツ界で、ITやセンサーを使って選手の動作や姿勢の変化をデジタルデータ化し、効率的な練習やけがの未然防止などに生かす新しいソリューションの開発に挑戦し始めたのだ。両社のキーパーソン同士が対談し、「スポーツ×IoT」の未来像を探った。
-
【プロの眼】
渡航メンタルヘルスのプロ
第1回 勝田吉彰日本人が海外赴任で直面するストレスとは
国境を越えるビジネスパーソンの皆さまに、メンタルヘルスのお話を紹介させていただくことになりました。私は外務省医務官としてスーダン、フランス、セネガル、中国に駐在しつつ、出張も合わせると24カ国・地域で国際医療に触れたことになりますが、その間、メンタルヘルスにかかわる諸問題にも直面し扱ってきました。
-
【アジアインタビュー】
プリンスホテル 海外事業部長
赤松衛一執行役員海外富裕層に向けてブランド訴求
西武ホールディングス傘下のプリンスホテルが、海外展開に力を入れている。2017年に子会社化したオーストラリアのホテル開発・運営の持ち株会社ステイウェル・ホールディングス(StayWell Holdings)のノウハウを活用して、27年までに海外約100カ所にホテルを展開する計画だ。「プリンス」の名を冠したラグジュアリーブランドを通じて、日本へのインバウンド需要につなげる狙いもある。
-
【NNAコラム】
各国記者がつづるアジアの“今”テイクオフ─病院点描─
台湾、インド、インドネシア、フィリピン、韓国
眠りこける人、元気そうに笑う人、ぼうっと天井を眺める人。高熱を出して駆け込んだ大型病院の救急センターでは、廊下にあふれ出した患者たちが思い思いに過ごしていた。
-
ASEAN一覧 工業団地&インフラMAP
サッカー プロリーグ編
ASEAN
東南アジア諸国連合(ASEAN)では、経済成長に伴い、時速200キロメートル以上の高速鉄道の整備計画が相次ぐ。マレーシアとシンガポールを結ぶ計画は、5月に誕生したマハティール新政権が中止を決めたものの、インドネシアやラオスでは、高速鉄道で急速に技術力を高めている中国の主導の下、建設工事が着々と進む。
-
米中貿易摩擦のはざまで揺れるアジア
輸出減速で成長下押し、プラス面も
世界の貿易額で1位と2位を占める米国と中国による貿易摩擦の出口が見えない中、アジアで影響が顕在化しつつある。サプライチェーンを通じて米中両国に部材を供給する国・地域の成長を下押しする可能性がある一方で、制裁関税を回避するため、中国の対米輸出および米国の対中輸出がアジア各国に代替されるなどのプラス面を指摘する声もある。関連の最新記事を、NNA POWER ASIAからセレクト。
-
【アジアの本棚】
『日本の「中国人」社会』
日本に暮らす中国人が増えているのは間違いない。街頭でも電車の中でも中国語を耳にすることは多く、旅行者などまず来ない私の住む郊外の住宅地ですら例外ではない。中島恵『日本の「中国人」社会』(日経プレミアシリーズ)は、われわれの知らない在日中国人コミュニティーの現状を詳しく報告している。