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【アジア取材ノート】
島民と「共生」、
シアヌークビル州沖合の
リゾート開発カンボジア
カンボジア南部シアヌークビル州の沖合の群島地域で、高級リゾートホテルの開発が進んでいる。先陣を切って2012年に開業したソンサー・プライベート・アイランドは欧米人を中心に人気が集中。事業は黒字化し、従業員が多く住む付近の島の学校運営なども支援し「共生」を図っている。
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[1〜3位]
[1位]仮想通貨の取引禁止か、
「支持層」反発で揺れる文政権韓国
仮想通貨取引の過熱を受け、韓国政府当局は取引禁止も匂わす発言を繰り返した。これに対し、20~30代の若者層が猛反発するなど、韓国社会の溝は深まるばかりだ。若者層を支持基盤とする文政権は手をこまねいているように見える。ブロックチェーンという新技術を理解し、健全な市場は韓国に根付くのか──。
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[4〜6位]
[4位]シンガポール初のドローンハブ指定、
実験環境提供で相互連携推進へシンガポール
シンガポールがドローン(小型無人機)の研究開発(R&D)を推進する。コー・ブーンワン運輸相兼インフラ調整相は2月5日、中部ブオナビスタの科学技術産業団地「ワンノース」を、飛行実験などを推奨する初のR&Dハブ「ドローン・エステート」に指定すると発表した。
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[7位〜10位]
[7位]本格化する外国人の家事代行、
ニチイが戦略特区でサービス開始フィリピン
医療・介護・教育事業を手掛けるニチイ学館は2月19日から、国家戦略特区に指定された東京や神奈川県で、フィリピン人女性の家事代行サービスを始めた。特区で外国人による家事代行サービスが認められたことを受け、昨年から業界各社のサービス参入は本格化している。背景には、女性の社会進出や高齢化の進展を受けたニーズの高まりがある。
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ASEAN一覧 工業団地&インフラMAP
港湾編
ASEAN
東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の発足により、6億人を超える巨大な経済圏が動き出した。製造拠点と消費地を結ぶ幹線道路や物流施設などのネットワークも次々に整備され、その活用はすでに始まっている。域内の製造拠点である主要な工業団地や経済特区、交通インフラを一つの地図にまとめた。
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【アジアに行くならこれを読め!】
『3億人の中国農民工 食いつめものブルース』
『「イノベーション大国」次世代への布石』
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国境を越えた「超高速アジャイル開発」の実現
タイ企業のIT化を
強力支援するWeb Performer企業向けの情報技術(IT)ソリューションサービス事業を手掛けるキヤノンITソリューションズの超高速開発ツール「Web Performer」が、タイ市場に挑戦しようとしている。英語に対応した最新版が2016年に発売され、手始めにタイの総販売代理店を担うMaterial Automation (Thailand)=MAT=に導入。国境を越えて利用が進むWeb Performerの活用事例に迫る。
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製造革新に備えよ。
海外から始めるIoT、
B-EN-Gの「ものづくりデジタライゼーション」ドイツの「インダストリー4.0」に続き、アジアにも次なる製造業革新の波が押し寄せてきている。約20年にわたって製造業向け統合基幹業務システム(ERP)を提供し続けてきた東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)も、次世代のものづくりに備える製造業を支援するため、IoT(モノのインターネット)向けの製品群を強化。ERPとIoTの垣根を越えた「ものづくりデジタライゼーション」を提唱する。
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信頼のIWASAKIブランド訴求
ASEAN開拓に力
照明機器を主力とする電機大手、岩崎電気(東京都中央区)は海外での売上高を伸ばすべく、東南アジア諸国連合(ASEAN)と北米市場の開拓に力を入れている。特に、これからインフラが整備が加速し、LED道路灯などの需要拡大が見込まれるベトナムで、これまで培ってきたIWASAKIブランドの信頼性を訴求し、これを取り込む構えだ。
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【プロの眼】
「台湾ニューシネマ」がもたらしたもの
台湾
皆さんこんにちは。前回は、日本統治時代から1980~90年代までの台湾映画の歴史と、台湾の映画興行の現状についてお話しました。今回は、商業ベースの映画作りから一線を画した作品が多く生み出された80~90年代の「台湾ニューシネマ」について、より詳しくレポート致します。
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【アジアの穴場】
バシア・グラフィック・ブックス
オーナーの目利きが光る、レア本充実の書店マレーシア
マレーシアの首都クアラルンプールのシンボルとしておなじみになった超高層ビル、ペトロナスツインタワー。そのはす向かいにある「アベニューK」は、飲食店が充実していることで人気の商業施設だ。
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【Aのある風景】
西川口で味わう本場の中国
中国
JR西川口駅周辺のチャイナタウン化が急速に進んでいる。西口のロータリーから伸びる大通りを左手に曲がると、中国料理店の看板が一気に目に入ってくる。昔からあるいわゆる「中華料理」ではなく、本場の中国料理を出す飲食店は東京都内でも増えているが、ここにはビルのテナント全てが中国料理店や中国関連の店というところも多い。
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【アジアで発見 ロングセラー】
シドムンチュルの「トラック・アンギン」
老若男女に愛される伝統生薬インドネシア
インドネシア人なら誰でも知っている黄色いパックのジャムー(伝統生薬)、それが大手シドムンチュルの「トラック・アンギン(Tolak Angin)」。風邪っぽいときや疲労を回復したいときの一服として、1941年の販売開始以来、老若男女問わず愛飲されている。