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【アジア取材ノート】
国民皆番号、商機と危うさ生む改革
インド
12桁の数字、指紋、虹彩――。インド政府は2010年、世界有数の生体認証システムの登録を開始した。名称は「アドハー(AADHAAR)」。この国民皆番号制度は、身分証明書を持たない人に銀行口座の開設機会を与え、親指の指紋を認証手段とする電子決済などの商機も生んだ。
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【特別連載】
自動車だけじゃないメキシコカップラーメンの代名詞、
マルちゃんメキシコ
東洋水産の「マルちゃん」ブランド。日本では「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」、袋麺の「正麺」などが代表的だが、メキシコでは、マルちゃんはカップラーメンの代名詞となっている。同国カップラーメン市場では約90%のシェアを誇る、ロングセラーかつベストセラーの秘密は。東洋水産に聞いた。
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[1〜3位]
[1位]堅調な伸び目立つ高級車市場
半期で前年比8%増、通年10%もインドネシア
今年はインドネシアの自動車市場全体が通年で4%成長と予測されている中、高級車市場は10%成長する見通しで堅調な伸びを示している。
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[4〜6位]
[4位]無印が東南アジア旗艦店開業
域内最大、初商品・サービスもシンガポール
総合雑貨店「無印良品(MUJI)」を展開する良品計画は7月21日、シンガポールの繁華街に東南アジア地域の旗艦店「MUJIプラザ・シンガプーラ店」をオープンした。
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[7位〜10位]
[7位]日本人商工会、知見共有へ関税総局と初会合
カンボジア
カンボジア日本人商工会(JBAC)は8月9日、首都プノンペンでカンボジア関税消費税総局(GDCE)と会合を開いた。二者間での会合は初めて。関税に関する知識や課題を共有し、企業が抱える問題を解決していくのが狙いだ。
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ASEAN一覧 工業団地&インフラMAP
二輪車
ASEAN
東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の発足により、6億人を超える巨大な経済圏が動き出した。製造拠点と消費地を結ぶ幹線道路や物流施設などのネットワークも次々に整備され、その活用はすでに始まっている。域内の製造拠点である主要な工業団地や経済特区、交通インフラを一つの地図にまとめた。
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【アジアに行くならこれを読め】
『シニアひとり旅 バックパッカーのすすめ アジア編』
『六市と安子の“小児園” 日米中で孤児を救った父と娘』
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進むキャッシュレス化
中国出張者がUnionPayを持つべき理由「財布には1,000円か多くても数千円しか入っていないよ」と話すのは、とある日系企業の北京駐在員。駐在員の懐事情は良くないのかと寂しくなるが、そうではない。中国では、銀行カードやスマートフォンを使ったモバイル決済など、現金を使わない取引が普及し、現金はほとんど必要ないのだという。
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【特別寄稿】
NAFTA再交渉、影響注視
メキシコ
メキシコに進出する日系自動車メーカーにも影響を与えるとして注目されている北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉。米国やカナダ、メキシコによる初会合は8月下旬に閉幕した。3カ国による共同声明が出されたが各論には触れず、「包括的な再交渉のプロセスを加速することで合意」したとしている。
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【Aのある風景】
東京の繁華街で台湾気分
台湾
渋谷のセンター街を進んでいくと、とある店舗の前に行列ができている。店舗から離れていく若者の手には、台湾でおなじみの、プラスチックのカップに入ったタピオカミルクティー。ここは渋谷なのだが、まるで「台湾の渋谷」と言われる台北の西門町に来たような錯覚を感じた。
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タブレットの活用とベトナム語対応で
新工場の早期立ち上げを実現
海外拠点における適正かつ効率的な生産・販売、会計管理をサポートしている東洋ビジネスエンジニアリング(以下B-EN-G)。同社が開発した生産管理システム「mcframe」は、日本と海外、特に東南アジアを中心に500社2,000サイト以上の導入実績を誇る。