滞在中の留意点

フィリピンの空港

2018年3月現在

空港設備

  • ニノイ・アキノ国際空港第1ターミナル(NAIA1)を利用する場合(日本航空やデルタ航空等)、到着ゲートから屋外へ出てすぐにある車両通路(VIP用、一般車両進入禁止ゾーン)を渡り、左右に分かれるスロープを降りる必要がある。
  • 現地運転手の出迎えがある場合は、あらかじめ左右のどちら側で待機しているか確認するとよい。
NAIA1の出口 NAIA1の出口
空港から屋外へ出ると一般車両が進入できない道路がある(NAIA1) 空港から屋外へ出ると一般車両が進入できない道路がある(NAIA1)
駐車場へ行くスロープが左右にある(NAIA1) 駐車場へ行くスロープが左右にある(NAIA1)

安全対策

  • 空港職員(入管および税関等)との無用なトラブルは避ける。
  • 顔を知らない現地運転手の出迎えがある場合は、あらかじめ当該運転手の氏名や携帯電話番号などを確認しておく。近づいてくる出迎え者を安易に信用しない。
  • 現地運転手が持つプラカードには会社名や肩書きなどは記載させない方がよい。
  • 空港から市内へ移動する際は、正規の空港タクシーもしくは信頼の置けるホテルハイヤーを利用する。

ミャンマーの空港

2018年3月現在

入国審査

  • ミャンマー国内への入国にはビザが必要なので、入国前に必ず取得しておく
  • オンラインで申請可能なe-VISAもある
  • 商用ビザ(BUSINESS VISA)取得には在ミャンマーの会社・団体から招聘状が必要となる
  • 現地空港(ヤンゴン、マンダレー、ネピドー)でも商用のアライバルビザ(VISA ON ARRIVAL)の申請が可能
  • 商用マルチプルビザ(BUSINESS VISA MULTIPLE)の申請は、在日ミャンマー大使館で過去1年以内にビザを取得し使用した実績が条件となる
  • 6カ月のマルチプルビザの申請は1年以内に3回の渡航実績が条件であり、3回のうち最低1回は在日ミャンマー大使館でビザを取得し使用する必要がある。アライバルビザは実績としてカウントされるが、e-VISAではパスポートにステッカーが残らないため回数に含まれない点に注意する
  • ※条件が予告なく変更される場合もあるため、最新情報を大使館へ確認のこと

  • ビザの種別によってカウンターが異なる。公用旅券および公用ビザを所持している場合には「DIPLOMAT」、それ以外の場合は「TOURIST」カウンターに並ぶ。入国審査は審査官にパスポートおよび「ARRIVAL CARD」を提出するだけで、特に質問されることはない
ヤンゴン国際空港のイミグレーション(ターミナル1)
ヤンゴン国際空港のイミグレーション(ターミナル1)

安全対策

  • 空港から市内へ移動する際は、交通手段はレンタカーまたはタクシーのみで、鉄道などの公共交通機関はない
  • 空港出口付近でのタクシーの悪質な客引きに注意
  • 顔を知らない現地運転手の出迎えがある場合は、あらかじめ当該運転手の氏名や携帯電話番号などを確認しておく

ベトナムの空港

2018年3月現在

入国審査

  • 有効な旅券を所持する日本国籍者については、観光あるいは商用を目的とした15日以内のベトナム滞在で、かつ次の要件を満たしていればビザが免除される
     ―合法的な旅券で、かつ入国時点で3カ月以上の有効期間を有すること
     ―往復の航空券を所持していること
     ―ベトナム国内法により入国禁止措置を受けていないこと
  • 入国審査の際はベトナムから出国する航空券(Eチケット控え)の提示が必要

安全対策

  • おすすめのタクシーは、車体が緑の「マイリン(MAILINH)」(ハノイとホーチミン)、白と緑の「ビナサン(VINASUN)」(ホーチミン)、白が基調の「タクシーグループ(TAXIGROUP)」(ハノイ)
  • VINASUN VINASUN
  • 空港で声をかけて来るドライバーは、「VINASUN」などと名乗っていても高い確率で悪質タクシーであるため、上記の会社の係員(緑のシャツにネクタイをしている)に声をかけるようにする
  • 空港から市街地までのメータータクシーの料金目安は下記の通り
ホーチミン
約20万ドン(おおよそ1,000円)程度
※別途精算時に空港使用料1万ドンが加算される
ハノイ
40万~50万ドン
※別途精算時に空港使用料1万ドンが加算される

タイの空港

2018年8月現在

空港設備

  • 空港施設の構造は単純で分かりやすいが、施設内は広く、移動に時間がかかることや、時に非常に混雑することがあるため、余裕を持って行動をしたほうが良い

入国審査

  • 有効な旅券を所持する日本国籍者については、観光を目的とした30日以内のタイ滞在で、かつ次の要件を満たしていればビザ(査証)が免除される
     ―合法的な旅券で、かつ入国時点で6ヶ月以上の有効期間を有すること
     ―往復の航空券を所持していること
     ―タイ滞在期間中の十分な資金を所有すること(一人当たり現金10,000バーツ以上)
  • タイを仕事で訪れる場合には、滞在期間に関わらず、査証を取得する必要がある。加えて、外国人労働法に基づく労働許可も必要となる。申請者や所属企業どの審査を行った上で、労働省や県雇用事務所が労働許可を交付する。これには、企業訪問や監査、商談も該当する(短期間のセミナーやミーティングの参加は、申請不要)。ただ、15日以内の緊急且つ必要な業務の際には、労働省に届出を行えば、労働許可が不要になる場合もある。

安全対策

  • 空港から市内へ移動する際は、エアポート・レール・リンク、空港リムジン、タクシーを利用できる

出国手続き

  • 携帯やデジタルカメラ用の予備バッテリーの持ち込みをアンペアや個数により制限・禁止している航空会社があるため、事前の確認が必要

出版物

各種ログイン