第7回 O-jin Cup 台北大会
第7回 O-jin Cup 台北大会
アジア各地の日本人サッカーチームが毎年、一堂に会して戦う大会「J-ASIA Cup」のシニア版、「O-jin Cup」が台北市内で14日開かれ、ソウルチームが上海FCを下して優勝した。ホストチームとなったJFC台北は参加10チーム中5位だった。
5チームずつによるリーグ戦で順位を決め、2つのトーナメントに分かれて優勝を決める形式。決勝はソウルと上海FCの顔合わせで、前半戦にゴールを奪ったソウルが1―0で栄冠を手にした。準決勝のシンガポール対バンコク・ジャカルタ戦は、延長1―1からのPK戦でシンガポールが5―4で3位を勝ち取った。大会MVPは、対戦相手チームにより決められるMOM(マン・オブ・ザマッチ)に最も多く選ばれたソウルのFW佐藤順さん(46)だった。
今大会の得点王は上海FCの辨官達也さん(43)で5得点、最年長得点者は韓国の会田南さん(54)だった。
午前7時に開会式が行われ、7時半にキックオフ。午後4時過ぎからの閉会式では、千田淳実行委員長(JFC台北)が「雨の中、一人のけが人も出さずにみなが童心に帰って楽しむことができて良かった。大会で裏方として活躍した若手のスタッフ達にも感謝したい」と語り、締めくくった。
今回は東日本大震災のチャリティー試合も兼ねており、義援金は15万台湾元(約43万円)余りが集まった。来年の開催地には上海が予定されている。
第7回 O-jin Cup 台北大会フォトダイジェスト【写真提供:大会実行委員会】