第24回 J-ASIA Cup

2023年7月3日

4年ぶりJ―ASIAカップ、マニラ初優勝

アジア諸国・地域の日本人を中心としたサッカーチームによる大会「第24回 J―ASIAカップ」(運営幹事・Jakarta Japan Club、NNAなど協賛)が1日、インドネシアの首都ジャカルタで開催された。新型コロナウイルス禍を経て、4年ぶりに開かれた今大会には、11カ国・地域から17チームが出場。フィリピン・マニラの「Manila All Japan」が優勝した。フィリピン勢の優勝は今回が初めて。

試合は17チームが4つのグループに分かれて、予選リーグを戦い、各リーグの上位2チームが決勝トーナメント、3位以下のチームは順位決定戦に進む形式で行われた。結果は優勝がマニラ、2位がマレーシア・クアラルンプールの「KFS」、3位がタイ・バンコクの「バンコクJAS」だった。

「第24回 J―ASIAカップ」を制し、大会初優勝を飾ったマニラの「Manila All Japan」=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

「第24回 J―ASIAカップ」を制し、大会初優勝を飾ったマニラの「Manila All Japan」=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

決勝進出を懸けた試合で球際の激しい戦いを見せた「Saigon Japan Football Club」と「Manila All Japan」=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

決勝進出を懸けた試合で球際の激しい戦いを見せた「Saigon Japan Football Club」と「Manila All Japan」=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

Manila All Japanは、予選リーグを2勝1分けで1位通過すると、決勝トーナメント1回戦で台湾・台北の「JFC Taipei」と対戦。一進一退の攻防が続き、無得点のままPK戦(3人制)へ突入すると、Manilaは3人全員が決めて勝利を収めた。

準決勝は、ベトナムの南北都市対決を制したホーチミン市の「Saigon Japan Football Club」と対戦。パスをつなぎサイド攻撃を仕掛けるSaigonに対して、Manilaは中盤と最終ラインの選手が体を張ってはね返す。すると、流れの中から獲得したPKで先制し、終盤にはSaigonが前がかりになったところで隙を突いて追加点を奪い決勝に駒を進めた。

決勝戦を戦った「Manila All Japan」(上)と「KFS」のスターティングメンバー=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

決勝戦を戦った「Manila All Japan」(上)と「KFS」のスターティングメンバー=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

見応えのある攻防が多かった「KFS」と「バンコクJAS」の準決勝=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

見応えのある攻防が多かった「KFS」と「バンコクJAS」の準決勝=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

両者譲らず好ゲームとなった「JFC Taipei」と「FC Nippon Singapore」の一戦=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

両者譲らず好ゲームとなった「JFC Taipei」と「FC Nippon Singapore」の一戦=1日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

決勝は、予選リーグで5得点を挙げるなど攻撃力が持ち味のKFSと対戦。決勝のみ20分ハーフで行われた。ManilaはKFSの鋭いサイド攻撃を受けつつも、堅守でしのぐと前半の終盤にゴール前のワンチャンスを逃さずこの試合も先制に成功。後半は、KFSのゴール前のセットプレーの決定機を防ぐと、その後、ゴールやや正面から豪快なシュートをねじ込み、終了間際にも追加点を挙げ、3―0で勝利した。Manilaは予選リーグから決勝まで全6試合で失点ゼロと堅い守備が光った。

Manila All Japanの座間洋平キャプテンは「予選リーグの突破が目標だったので優勝できてうれしい」と喜びをかみしめた。無失点での優勝には「大会前は堅守のチームとは思っていなかったが、中盤の選手がセカンドボールを拾ってくれ、数少ないチャンスをモノにできた」と振り返った。また「素晴らしい大会の運営、会場の設営をしてくれたジャカルタチームの皆さんに感謝したい」と述べた。

大会終了後はジャカルタのホテルで表彰式や親睦会が開かれ、各チームの選手が交流を深めた。来年のJ―ASIAカップはバンコクで開催される。

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