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2015年4月15日
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新連載「ASEAN経済共同体」がスタートしました。これを機に「NNA POWER」の無料トライアルにお申し込みください!(NNA倶楽部に登録が必要となります。)
東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)実現を通じてASEANが目指す単一市場への未来図が、域内外からの投資を引きつけています。中国やインドに次ぐ高い経済成長を続け、市場としての魅力を放つこの地域へは、日本企業だけにとどまらず、欧米企業、さらには力をつけてきた中華圏企業が成長の機会を求めて多数進出し、事業強化、拡大を図っています。歴史的・文化的にもつながりが深い中華圏の企業は、ポストAEC時代に日本企業の脅威になり得るのでしょうか。ASEAN各地に展開する中国、香港、台湾企業の動向を現地に密着した取材から探ります。
ASEAN経済共同体 第3部 押し寄せる中国勢の波
- 人民元浸透、主要通貨が連動:急拡大する貿易にAIIB効果も
- 断トツのセブン、背後に台湾系:BPO産業の成長も後押し
- 壮大な新幹線か、実現重視か:タイで問われる冷静な目
- 中国優位か、マレー高速鉄道:インドネシアの教訓どう生かす
- 安い中国二輪車が台頭:フィリピンでシェア4割へ
- トップに地場人材を積極登用:本社指揮と現地事情、両面を考慮
- 華為、新興国から囲い込む:ASEANでも戦略再現へ
- マーケティングで市場獲得:レノボ、タイでも世界同一戦略
- シェア高める中国スマホ:人口・消費拡大のインドネシアで
ASEAN経済共同体 第2部 通関簡素化の理想と現実
- シングルウインドーへ遠い道程:課題つぶしに「10年かかる」
- ミャンマー、ゼロからの近代化:日本支援も旧制度の払拭進まず
- メコン初、ラオスで一括通関:陸送ハブ化で通関簡素化も
- カンボジアに「2つの税関」:不透明な支払い、成長妨げる
- ベトナム、強まる事後検査:電子化・法改正で通関簡素化も
- 税関不信が生んだ「不介入」:フィリピン、一括窓口は遠く
- 物流ハブ目指す動きに逆行:マレーシア、優等生が保護主義化
- 貿易円滑化へ消極的な省庁:不安残る海洋国家の港湾改革
- インドネシア、保護へ輸入規制:認可・検査に企業は疲弊
- 統合でも残る通関後の不安:タイ税関が「見えない壁」に
- 物流ハブが誇る高効率通関:先行するシンガポール
ASEAN経済共同体 第1部 統合が揺らす自動車業界
- 産業基盤、インドシナへ拡大:タイ国力低下克服の鍵
- AECはタイに利益もたらす:タイ工業連盟 スパン会長に聞く
- タイは生産性向上とインフラ整備不可欠:東京都市大学の井上教授に聞く
- ポストAEC、統合深化は企業主導型で:経済産業省参事 西川氏に聞く
- インドとの3極体制への挑戦:最も近い地産地消のホンダ
- 産業政策に尽きない矛盾:行き着く先はプロトン
- ベトナム現地生産は残る:回廊使いタイへ部品供給も
- 政府頼らず独自策と総合力を:元投資計画省アドバイザー、市川IBCベトナム社長に聞く
- 政策公表ないまま輸入車増加:フィリピン包む不透明感
- 就労規制、運用を厳格化:語学力問う、日本人の大量帰国も
- 鉄鋼で表面化した保護主義:中国だけ狙い撃ちできない
- 産業単位の育成終えん、生産網へ参画を:ERIAチーフエコノミストの木村慶大教授に聞く
- 先行者利益とリスク表裏一体:部品集積度、タイに及ばぬ訳
- インドネシアへ投資の大波:三菱、新車を初めて海外先行投入
- メキシコへも及ぶ供給力:強い集積背景、異変の兆しも
- 部品物流、タイへの流入始まる:南アジア・オセアニア日通 佐々木自動車産業部長に聞く
- 生産の中核タイは揺らがない:マツダ、海外初の一貫生産
- まだまだ成長する未開拓市場:マツダ 中峯取締役専務執行役員に聞く
- 自由化の歴史が築いた生産網:三菱、デンソーのスキーム源流に
- ゼロ関税大きな政治決断、当初の絵が現実に:ジェトロ海外調査部 椎野課長に聞く
- 東南アが握る日本の生命線:完成車・部品とも最多の稼ぎ
- トヨタが動かすASEAN:世界戦略車、タイ押し上げる
- トヨタの最も成功したビジネスモデル:IMVの権威 鹿児島県立短大 野村教授に聞く