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マレーシアの樹脂メーカー10社が出展:国際プラスチックフェア
2014年10月28日から11月1日まで幕張メッセで開催される国際プラスチックフェア(IPF)へ、マレーシアの樹脂メーカー10社が貿易促進団体のマレーシア貿易開発公社(MATRADE)運営のパビリオンで出展する。
MATRADEは日本では東京・大阪を拠点に、日本企業のマレーシア・サプライヤー開拓のサポートをするマレーシア国の公的貿易促進機関。マレーシアからの輸入調達案件以外にもアセアンなどに進出している日系企業のマレーシアからの商材調達の相談なども行っている。
マレーシアのプラスチック産業
プラスチックの主原料となる石油と天然ガス、マレーシアは世界15位(天然ガス)、28位(石油)の埋蔵量を誇る世界有数の産出国だ。今回のIPFには国営石油ガス大手ペトロナスの化学品部門でオレフィン、ポリマーなどを製造するペトロナスケミカルズも出展する。
現在、マレーシアには約1,500社のプラスチック製品メーカーが事業を行っており、樹脂原料以外に包装材、工業用成型品など、あらゆる製品を製造し、EU、中国、アセアン、日本など世界中に輸出している。日本に対しては天然ガス・石油はもとより、ストレッチフィルムや袋類、樹脂原料、また、間接的には現地で組み立てられる日本向け輸出家電の筐体など、様々なプラスチック製品を輸出している。
国際プラスチックフェア出展企業ハイライト
今回のIPFには家電や自動車部品などの樹脂成型・金型OEMメーカーからは日系メーカーとも取引のあるモルテック精工、板金加工も行うProfessional Tools & Diesが出展。樹脂原料では先述のペトロナスケミカルズのほか、再生PE樹脂ペレット(RoHS対応)ですでに対日輸出実績もある Heng Hiap工業が来日する。
また物流関係資材では家電・自動車・建材などの表面保護フィルムを製造するアドテック社、プラ段シート・ボックスや樹脂コンテナ・パレットなどを製造するCLPGパッケージの2社。使い捨て食品容器メーカーとしては、ポリスチレン製のデザートカップや使い捨てスプーンなどを製造するSKCプロダクツ社と、寿司トレーや弁当容器などを製造するLee Soon Sengプラスチック社。
また医療分野ではシリンジやカテーテルなどを製造するIdealヘルスケア社、最近ケナフボードなどを開発し、屋外チェア(PP)やウレタンマットレスなどの寝具も製造するPointray社も出展する。
出展企業に関する問い合わせ、商談の希望などはマレーシア貿易開発公社(MATRADE)東京事務所が受け付けている。担当の北浦氏は「マレーシアの樹脂メーカーがこれだけ揃って来日するのは初めて。商談の申し込みなどぜひ気軽に連絡してほしい」と意気込みを語った。
担当:北浦
TEL:03-3544-0712
【国際プラスチックフェア出展企業詳細】