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概要

NNA_kanpasar_vol.23

4 KANPASAR夫クイーンさん(30歳・男性、入国管理官)中国系シンガポール人。「ニンテンドー、セガジェネレーション」を自称するゲーム好き妻キキさん(28歳、貿易会社勤務)上海生まれの中国人。第2子を妊娠中で今春に出産予定娘アンジェラちゃん(2歳、保育園児)犬クッキー(2歳、ペット)世帯月収約6,000Sドル(約48万円)居住地シンガポール中部、ビシャンのHDB(集合住宅)に在住。3年前に引っ越してきた5室中2室をシンガポール人カップルと中華系マレーシア人に賃貸(1室900Sドル)世 帯 P r o f i l eシンガポールクイーンさんファミリーの場合ベビー用品の信頼はバッチリ価格を何とかして「とにかく日本製品が好き」というわけではなく、一つ一つの商品をクールに吟味(ぎんみ)している。例えば、家電好きの夫は年に何度か開催される家電フェアに足を運び、機能や価格をじっくり見極めてから購入。冷蔵庫、洗濯機、携帯はサムスン、テレビはLG、パソコンやモデムは台湾のASUSと、所有するのは韓国製品が中心だ。「昔は任天堂のゲーム機、ソニーのテレビ、富士通のラップトップパソコン、シャープの携帯電話など日本製品が好きで多く持っていたけど、価格が高くシンガポールではサポート体制が無かった。日本ブランドの品質は信用できるので、もっと安くてサポートがしっかりしているなら買いたいと思うが」と、クイーンさん。普段使う日本ブランドや製品には良い印象を持ち、使い心地も気に入っているが日本製品は価格の高さがネックのようだ。妻が日本食を好み、日本食レストランでの外食が多いことや買い物の決定権が料理好きの妻にあることなどから、日本の食品に対する受容度は高い方だろう。特にベビー用品は日本製品の優位性が非常に高く、熱心に情報を集めている。なお、子供の衣料品は日本製ではないが、ハローキティ好きの妻が上海やインターネット通販などでグッズを買っているとのことだった。他の商品に無い機能や品質を求めた結果、たまたま日本製を購入したというのが全体的な傾向で、その意味では各製品の長所を正しく理解しているといえそうだ。(文・写真:ライター 鈴木美鈴)クイーンさん一家の日系LOVE度★ ★ ★ ★フレンドリー派1シンガポールドル=80.39円(2016年3月1日時点)オーブン調理器(リンナイ) ★ ★ ★ ★ ★黒のイヤホン(ソニー)★ ★ ★ニンテンドーDS(任天堂) ★ ★ ★ ★エアコン(三菱電機)★ ★ ★ ★料理好きの妻が使う。パスタ、ピザ、ラザニア、ベークドチキンなど、主にイタリアンの調理に月1 ~ 2回利用。「焼き上がりに大満足している」という。これも3年前に400 ~ 500Sドルで購入。価格にも納得しているウオータープルーフタイプ。夫が月1回ほどジョギング時に使う。これも低音が効いて音が良い。走行中、徐々に耳から落ちてくるのが少々気に入らない。3年前に60 ~ 70S ドルで購入8 ~ 9年前に夫が購入。軽く小さくて携帯しやすいため、バスや電車内でよく遊んだ。「今はスマートフォンの無料ゲームを楽しむようになったので、あまり使っていない」3年前の転居時にエアコン4台+コンプレッサー1台を3200Sドルでそろえた。シンガポールでは三菱のエアコンはとてもポピュラー。「壊れても部品がすぐ手に入り、業者が直してくれるなどアフターサービスがしっかりしていて安心。もう少し安いとうれしいけどね」(クイーンさん)白のイヤホン(ソニー)★ ★ ★ ★ ★使用感がとても良く、夫が5年使っている。重低音が効き、とてもいい音。イヤホンはいずれもシンガポールのHMVで購入し、本品は市価90Sドルのところを半額で入手イタリアンで活躍