ブックタイトルNNA_kanpasar_vol.21
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NNA_kanpasar_vol.21
KANPASAR7アジアに根付くカフェ&ファストフード※写真はモスフードサービス提供トウキョウ・ライトミール・カフェおにぎらず※写真はセント・リングス提供台湾・台北市の店舗。台湾には1991年に進出ライスバーガー海鮮かき揚げ75台湾元inCambodiaカンボジア●Tuna and Egg Rice Sandwichツナタマゴこちらは日本と同様、タマゴとツナをマヨネーズであえたおにぎらずの具材はメンチカツ、照り焼きチキン、ハムエッグ、ツナなど4種類。一番人気はメンチカツだ。価格は2~2.5米ドル(約245~305円)。1.6ドルをプラスすれば、みそ汁、ドリンク、サラダが付いたセットメニューにできる。みそ汁は日本の味付けで好まれているという。●Ham and Egg Rice Sandwichハムエッグ(卵焼きタイプ)●Meat Cutlets Rice Sandwichメンチカツコメはタイ米をチキンスープで炊いている。豚のひき肉を使用。肉は現地で仕入れる。玉ねぎなど野菜類、きめ細かなパン粉、卵はいずれも地元の業者から調達。のりは日系業者から台湾の定番商品で一番人気のモスライスバーガー海鮮かき揚げライスバーガー鰻26元(約490円)中国シンガポール発祥のライスバーガー鰻は他国・地域でも発売された。中国・アモイでは人気ランキング3位に入る●Chicken Teriyaki Rice Sandwich照り焼きチキンかなり甘めのタレで焼くのが特徴。好みに応じて地場産しょうゆに赤トウガラシを混ぜたソースをかける。鶏肉は地場産がやや硬めなので、ブラジル産を使用●Ham and Egg Rice Sandwichハムエッグスライスハムの上に目玉焼きをのせて挟んだ。卵は日本で半熟が好まれるのに対し、こちらは黄身を完全に焼く必要がある●Tuna and Egg Rice Sandwichツナタマゴ(卵焼きタイプ)シンガポールの店舗。外観は日本と変わらないが人気メニューは異なり、「ライスバーガー焼肉」が3位に入っている日本???モスバーガーテリヤキチキンバーガーテリヤキバーガーモスはアジア・オセアニアで322店舗展開(2015年8月時点)※和牛は豪州産を使用イメージ戦略が奏功し若い女性も多い客は20代前後の若者や家族連れが多く、おじいさんやおばあさん、小さな子供も一緒になって来店するおしゃれなイメージで浸透へさまざまな飲食ブランドをフランチャイズ展開するセント・リングス(静岡県沼津市)が直営で力を入れるのが、プノンペンのイオンモールに出店した「トウキョウ・ライトミール・カフェ」だ。扱うのは日本でも広く認知され始めたおにぎらず。広げたのりにご飯と具材をのせて包む、いわば握らないおにぎりだが、カンボジアではブランド名が示すようにおしゃれなイメージで売り出している。しかも日本と違い、ここではのりの代わりに薄く焼いた卵焼きで包むタイプの人気が高い。のりも普通に食べられており、おにぎらずは受け入れられている。食材の多くは現地調達。日本ではコメは白米を使うが、こちらでは炊き込んで味を付けてある。取材時期2015年8月取材時期2015年8月