ブックタイトルNNA_kanpasar_vol.21
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NNA_kanpasar_vol.21
KANPASAR5アジアに根付くカフェ&ファストフードふわふわの軽い口当たりがたまらない!ドリンクも充実ジェイコードーナツ&コーヒーJ.CO Donuts &C o ff e eマレーシア他店のドーナツと比べても、すぐ分かるくらいふわふわと軽い口当たりが特徴。甘い物が苦手な人でも2、3個は食べられそうだ。マレーシアではクリームなどが中に入っているタイプが人気。ドーナツは特別な日でなくても気軽に購入する定番のお土産になっている。チョコ系ドーナツが主力商品となっており、ホワイトチョコレート味の「アルカポネ」は安定した人気だ。最近は抹茶味の「ミスターグリーンティー」も支持を得つつある。今年登場の新商品はアボカドとチョコレートがミックスした「アボカドディカプリオ」だ。未知なる味を試してほしいとのこと。店内にコーヒーなどの飲み物類や、トッピングが楽しめるヨーグルトアイスのコーナーもあり、ドーナツ以外の商品にも力を入れているようだ。店内はオレンジを基調とした温かい雰囲気で、ビジネスマン、カップル、ファミリーなどでにぎわっている。売れ筋メニュー人気のミスターグリーンティーJ.pops12 Flavors in 1 box20.2リンギ(約580円)12種類のドーナツが1ボックスで楽しめる。各種2個ずつ入っており計24個のセット。チョコ系の定番商品のほか、カラフルなベリー系やクリームチーズ入りドーナツも入っており、パーティーでも喜ばれそうな商品だSHOP DATA取材店:パビリオン店(クアラルンプール)所在地:Jl. Bukit Bintang Pavilion 168 LL1.05 KL規模:30席営業:月~金10時~22時半、土・日・祝10時~22時企業データ名称:J.CO Donuts & Coffee Malaysia業態:ドーナツ&カフェチェーン開業:2005年インドネシアで開業、2007年マレーシア進出展開国:マレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポール店舗数:インドネシア160、マレーシア11、フィリピン17、シンガポール5ドーナツは家族にも評判だから持ち帰ることもあるよ。コーヒーを飲みながらカジュアルに商談をするスタイルが気に入っているよケビンさん(42歳・会社員)チョコ系ドーナツとカフェラテをよく注文するよ。職場に近いから、打ち合わせをするのに便利だね。月に2回ぐらい利用しているかな。ジェイコーのドーナツは甘さが控えめで良いんだジョンさん(46歳・会社員)インパクト大の真っ黒なフローズンヨーグルトSour Sallyサワーサリーインドネシア数年前に真っ白なフローズンヨーグルトをインドネシアで大流行させたのがこのサワーサリーだ。さらに、2015年の4月頃から炭入りの真っ黒なフローズンヨーグルトを発売した。白で統一された店の内装も黒と緑に衣替えし、ポップなイメージが強調されている。黒いヨーグルトの見た目はかなり強烈なものの、味はマイルド。フレッシュフルーツをトッピングでき、健康的なデザートとして若者が連日列をなしている。売れ筋メニューカラフルなコーン。量が多いので数人で分け合う客が多いBlack Sakura4万3,000ルピア(約365円)健康的だし、インターネットでの評判もいいですよ。スプーンの形もユニークで、コーンもカラフルで楽しい。食べた後、真っ黒な歯で写真を撮って皆で笑い合えるのも面白いハイディさん(38歳・主婦)黒いフローズンヨーグルトを食べるとこのようにSHOP DATA取材店:スナヤンシティ店(ジャカルタ)所在地:Jl. Asia Africa Lot19 Jakarta Pusat規模:10席営業:10時~22時企業データ名称:PT. Berjaya Sally Ceria業態:フローズンヨーグルト専門店開業:2008年展開国:インドネシア店舗数:18ライター所感インドネシアやマレーシアなどムスリムの多い国ではお酒を飲む習慣がないからか、家や職場で欠かせないのがスイーツ。最近急増しているのは、SNSで写真を投稿したくなるようなカラフルでユニークな商品だ。インドネシアの行列店「サワーサリー」の真っ黒なフローズンヨーグルトや、「ジェイコードーナツ」の「アボカドドーナツ」などはその一例だろう。日本よりも奇抜な商品が目立つ。また、スターバックスに代表されるような先進国のカフェ文化が、東南アジア全域、カンボジアなどにまで波及しており、現地にしっかりと根付いているのは注目に値する。今後、東南アジアの人々もお腹を満たすだけでなく、自分らしい豊かな時間を楽しく過ごすための「時間消費型」の生活スタイルが増えてくるかもしれない。数年前に比べ、取材申し込み後の企業対応が迅速になっていて驚いた。東南アジアの近代化が取材するたびに実感でき、先進国のクオリティーにどんどん近づいてきているのが感動的だ。滝口智子(たきぐちともこ)アジアの食が大好きなライター。飲食分野の執筆活動を15年以上続け、これまで取材した飲食店の数は約3,000店。テレビ出演の経験もある。シンガポールのホーカー(屋台)、パクチーの愛好家