ロイズ銀、欧州本部はベルリンか ブレグジット後見据え

英金融大手ロイズ・バンキング・グループは、英国の欧州連合(EU)離脱後、ベルリン支店に欧州統括機能を持たせるもようだ。情報筋の話として、BBC電子版などが伝えた。

それによると、ロイズ銀は欧州本部の設置先としてフランクフルトやアムステルダムも検討したが、既に支店があり、300人を雇用するベルリンに決めたという。サンデー・テレグラフは、ロイズ銀が独連邦金融サービス監督庁(BaFin)に申請し、9月末までに新たな銀行ライセンスを取得する予定と報じた。なおロイズ銀は英金融大手の中で唯一、他のEU加盟国に子会社を擁していない。

英国はブレクジットにより、EU加盟国の1カ国で事業免許を取得すればEU全域で事業を行える「パスポート制度」の適用除外となる公算が大きい。そのため、金融・保険業界では英国外に欧州拠点を設け、従業員を移管する動きが加速している。

英HSBCホールディングスはかねて、従業員1,000人をロンドンからパリに移管する方針を示している。ロイズ保険組合は、新たな欧州子会社をブリュッセルに設置すると発表。米大手投資銀ゴールドマン・サックスは、ロンドンから従業員の一部をフランクフルトとパリに移管すると明らかにした。米バンク・オブ・アメリカ(BOA)、英バークレイズ、スタンダード・チャータード銀は、ダブリンへのEU本部設置を検討している。[労務][EU規制]


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