マザー・テレサが聖人に=サンピエトロ広場で列聖式

バチカンのサンピエトロ広場で4日、マザー・テレサをカトリック教会の最高位の崇敬対象である聖人に認定する「列聖式」が行われた。約12万人の観衆が見守る中、ローマ法王フランシスコ1世は「飢えと苦しみで流す涙さえ失った多くの人々の闇に光をもたらした」と称えた。

マザー・テレサは2003年、死後6年という異例の早さで聖人の1段階手前である福者に認定されていた。聖人となるには、列福後に奇跡を起こしたと認められる必要があり、今回は、脳腫瘍で危篤状態のブラジル人男性のため、妻がマザー・テレサに祈ったところ回復したという証言がさまざまな調査を経て奇跡と認定された。

マザー・テレサは1910年、マケドニアの首都スコピエに生まれた。18歳でアイルランド系修道院に入り、その後にインドに派遣。そこで貧困に苦しむ人々の生活に心を痛め、1950年には最も貧しい人のために働くことを使命とする「神の愛の宣教者会」を設立。路上で死にゆく人の最期を看取る施設「死を待つ人々の家」を創設したことでも知られ、1979年にはノーベル平和賞を受賞している。


関連国・地域: アイルランドバチカンマケドニアアジア中南米
関連業種: 医療・薬品社会・事件

PR

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

各種ログイン